【伊勢市での家づくり】温暖だけど湿気に強い!伊勢に最適なリフォーム・新築のポイント|伊勢の工務店
家づくりについて
2025.06.10
三重県伊勢市を中心に地域に根差したご提案
三重県の気候は、地形や位置によって大きく異なり主に北中部、南部内陸部、南部沿岸部の3つの地域に分けて特徴づけることができます。
北中部(四日市市・津市・鈴鹿市・桑名市など)
・太平洋側気候に分類され、比較的温暖。
・冬は鈴鹿おろし(北西風)が強く、体感的には寒さが厳しく感じられる。
・雪は少ないが、伊吹山からの季節風で積雪や路面凍結が起こることも。
・夏は高温多湿で、ヒートアイランド現象の影響も見られる地域も。
南部内陸部(松阪市・多気町・大台町など)
・山間部に近く寒暖差が大きい。
・冬は放射冷却で朝晩は冷え込みやすい。
・積雪は平地では少ないが、山間部では多くなることがある。
・夏は暑くなるが、夜は比較的涼しい傾向。
南部沿岸部(伊勢市・志摩市・南伊勢町・尾鷲市・熊野市など)
・一年を通じて温暖な海洋性気候。
・降水量が非常に多く、特に尾鷲市や熊野市は全国有数の多雨地帯。
・台風の影響を受けやすく、風雨対策が重要。
・冬の寒さは比較的穏やかで、雪はめったに降らない。

伊勢の気候の特徴とは?
伊勢市は太平洋側気候に属し
夏は高温多湿、冬葉比較的温暖という特徴があります。
特に梅雨時期(6月〜7月)や秋の台風シーズンには湿度が高く、カビ・結露・建材の劣化など、湿気によるトラブルが発生しやすいのです。
湿気に強い家づくりのポイント【リフォーム編】
1. 調湿建材を使う
壁に「珪藻土(けいそうど)」や「エコカラット」「調湿機能クロス」などの
調湿性能を持つ素材を使うことで、室内の湿度を自然に調整できます。
和室や寝室、収納スペースにおすすめです。
2. 床下・天井の換気を見直す
築年数の経った住宅では、床下換気口が不十分な場合もあります。
リフォーム時に床下の点検と換気改善を行うことで、カビや腐朽のリスクを下げられます。
3. 断熱と気密を強化
外気の温度・湿気を室内に持ち込まないように、断熱材やサッシを見直しましょう。
特に古いアルミサッシを樹脂サッシに変えるだけで、結露が大幅に減ります。
湿気に強い家づくりのポイント【新築編】
1. 通気性と断熱性のバランスがカギ
高気密・高断熱住宅が主流ですが、通気が不十分だと湿気がこもります。
伊勢のような気候では「パッシブ設計(自然の風を取り込む工夫)」や「換気システム」の併用が効果的です。
2. 庇を深くする
雨の多い地域では庇を深くして、外壁や窓を雨から守る設計が重要です。
これにより外壁の劣化や湿気の侵入を防げます。
山口工務店の住宅の特徴として挙げられている奥行きのある庇は最も人気なデザインです。
3. 高基礎設計で床下の湿気を防ぐ
床下の空間を十分に確保し風が抜けるように設計することで、住宅の寿命を延ばすことができます。
【まとめ】伊勢の気候を味方につけた快適な住まいを🏡
湿気対策は「目に見えにくい」けれど「住み心地を大きく左右する」ポイントです。
伊勢の気候に合った住まいづくりは、快適さと家の長持ちに直結します。
リフォームでも新築でも、相談しながら暮らし方に合った対策を進めていきましょう!
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