2019.12.04
キッチンの歴史──ダイニングキッチンの登場が料理中の奥さまとご家族のコミュニケーションを画期的に変えました
今ではどのお家にも当たり前のように見られるようになったシステムキッチン。最近ではシンクを立体的に使うダブルサポートシンクや4つのお鍋やフライパンを同時に調理できるマルチワイドIHコンロなど、次々と画期的な機能を持った製品も登場しています。
そんな便利な最新キッチンですが、少し時代を遡って昭和30年代以前の暮らしを見てみると、当時はまだちゃぶ台を囲む「茶の間」の時代。キッチンなんて呼び名ではなく、「台所」と呼ばれてました。
ダイニングキッチンやステンレス流し台は、公団住宅で西洋式のテーブルと椅子の隣りにキッチンを配置したダイニングキッチンが採用されたことから普及していくことになります。
ダイニングキッチンの登場によって、家庭で調理をする際には料理を作っている間の移動を減らして、家族と会話をしながら料理ができるようになりました。キッチン、ダイニング、そしてそこから繋がるリビングが家族の生活の中心としての役割を担うようになって、現在に繋がるLDK空間のコンセプトが誕生したのです。
山口工務店ではキッチンカウンターを二列に分けて配置した「Ⅱ型キッチン」をはじめ、さまざまなタイプのキッチンをお選び頂けます。
リフォームの際も同様に、作業効率や家族の人数や生活スタイルに合うキッチンスペースを提案させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。